重大な緊急局面では「あれもこれも」ではなく「あれか、これか」である。医療で使われる言葉で、限りある医療資源を最大限に活用するために患者の重症度に応じて治療の優先順位を決める。逼迫したコロナ禍の医療現場でまさに起きていることだが、何も医療の現場だけでなくてもそういう選択が我々の人生の中でいつどんなときつき付けられるかわからない。人間は都合の悪いことは考えず、つい後回しにしてしまう。だが人生後半ともなればいざというときに備え普段から価値観、行動基準をきちんと考えておくようにしたい。
重大な緊急局面では「あれもこれも」ではなく「あれか、これか」である。医療で使われる言葉で、限りある医療資源を最大限に活用するために患者の重症度に応じて治療の優先順位を決める。逼迫したコロナ禍の医療現場でまさに起きていることだが、何も医療の現場だけでなくてもそういう選択が我々の人生の中でいつどんなときつき付けられるかわからない。人間は都合の悪いことは考えず、つい後回しにしてしまう。だが人生後半ともなればいざというときに備え普段から価値観、行動基準をきちんと考えておくようにしたい。