資産形成は年齢に比例する。しかし60代で資産格差が固定するといわれる。高齢社会の進展で安定を望む傾向は強くなっているが、今の超低金利時代、預貯金だけでは当然貯蓄にならない。そこでおのずと資産運用ということに無関心でいられなくなる。シニアの場合、年齢制限のないNISA(少額投資非課税制度)といった制度の活用が考えられる。自分の介護費用のための積立として活用することも。介護費用の自己負担は生命保険文化センターによると月に8万、介護期間の平均が5年という。計算だと500万円程度のお金の準備が必要になる。